エディタやAIツールを使いこなそうとするほど、こんな悩みが出てきませんか?
- 「ショートカットを覚えたのに、キーが押しにくくて結局マウスに手が伸びる」
- 「1日中マウスを動かしていると、手首が疲れてくる」
- 「よく使う操作を、もっと少ない動きで実行したい」
ショートカットを覚えることは大切ですが、それを快適に押せる入力デバイスがあってこそ、本当の効率化につながります。
この記事では、ショートカット派のエンジニアにおすすめの入力デバイスを、選び方のポイントとあわせて紹介します。
入力デバイスで効率が変わる理由
プログラミングや文章作成では、1日に何千回もキーを押し、何百回もマウスを動かします。
1回あたりはほんの一瞬でも、「手をホームポジションから離す」「マウスを大きく動かす」といった動作が積み重なると、集中が途切れる原因になります。
入力デバイスを見直す目的は、高価な道具をそろえることではありません。
手の移動を減らして、考えることに集中できる状態を作ることです。
キーボードの選び方
毎日いちばん長く触れるのがキーボードです。次のポイントを意識して選んでみてください。
- 配列:日本語配列(JIS)か英語配列(US)か。記号の位置が変わるので、慣れている配列を選ぶのが無難です
- サイズ:テンキーレスやコンパクトなサイズは、マウスとの距離が近くなり、腕の移動が減ります
- キースイッチ:メカニカルキーボードは、スイッチの種類によって押し心地や音が大きく変わります
- 静音性:家族のいる部屋やオンライン会議が多い場合は、静音タイプも候補になります
トラックボールという選択肢
マウスを動かす腕の動きを減らしたい人には、トラックボールがおすすめです。
本体は動かさず、指でボールを転がしてカーソルを操作するので、狭い机でも使えます。
- 親指タイプか人差し指タイプか:親指タイプはマウスに近い持ち方で、移行しやすいと言われています
- 接続方式:無線(Bluetoothやレシーバー)だと、机の上がスッキリします
- ボタンのカスタマイズ:「戻る」「進む」などのボタンに、好きな操作を割り当てられるか
最初は慣れが必要なので、しばらくマウスと併用しながら移行するのがおすすめです。
左手デバイスとCursorのショートカット
左手デバイスは、ボタンにキーの組み合わせ(ショートカット)を登録して使う、小さなキーパッドです。
複数のキーを同時に押す操作を、ボタン1つで実行できるのが特徴です。
たとえば、Cursorには次のようなショートカットがあります(執筆時点、Windowsでは Cmd を Ctrl に読み替えてください)。
-
Cmd + K:選択したコードをその場でAIに編集してもらう(インラインEdit) -
Cmd + LまたはCmd + I:AIのサイドパネル(Agent)を開く
これらをボタンに割り当てておけば、右手はマウスやトラックボールに置いたまま、左手だけでAIを呼び出せます。
ショートカットはアップデートで変わることもあるので、Cursorの設定画面(Keyboard Shortcuts)で確認してから登録してください。
- ボタンの数:最初は、よく使う操作の数に合ったものを選ぶと迷いません
- 設定ソフトの対応OS:自分のOSで設定ソフトが使えるかを確認しましょう
- アプリごとの切り替え:アプリによって割り当てを変えられると便利です
Cursorをもっと快適に使う設定については、こちらの記事も参考にしてみてください。
フォルダを右クリックでCursorを起動!作業効率が爆上がりする設定方法
まとめ
今回は、ショートカット派のエンジニアにおすすめの入力デバイスを紹介しました。
- 毎日触れるものだからこそ、配列とサイズにこだわるキーボード
- 腕の動きを減らせるトラックボール
- ショートカットをボタン1つにまとめる左手デバイス
入力デバイスは、一度合うものが見つかると長く使える道具です。
自分の作業スタイルに合わせて、少しずつ見直してみてくださいね。