フォルダを右クリックでCursorを起動!作業効率が爆上がりする設定方法

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今回はCursorを使うなら絶対にやっておいたほうがいい設定をご紹介します。マジで効率が爆上がりするのでやっておきましょう。Windowsでフォルダを右クリックするだけでCursorエディタをサクッと開ける便利な設定方法をご紹介します。


手順を解説!たった9ステップで完成

まずは完成形をご覧ください。

では、早速手順を解説していきますね!以下の流れで設定を進めていきます。

1. レジストリエディタを開く

まず、スタートメニューに「regedit」と入力して「レジストリエディタ」を開きます。このツールを使って、Windowsのシステム設定を変更していきます。

2. バックアップを取る

ここで重要なのがバックアップ!レジストリの編集はシステムに影響を与える可能性があるので、必ずバックアップを取っておきましょう。

  • レジストリエディタの上部メニューから「ファイル」をクリックします。
  • 表示されるメニューの中から「エクスポート」を選択します。
  • 「エクスポート範囲」のオプションが表示されるので、「すべて」を選択します。
  • 「すべて」: レジストリ全体をバックアップします(推奨)。
  • 「選択された部分」: 変更する特定のキーだけをバックアップします。具体的には「HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell」などを選択します。
  • 保存場所を選び、適切なファイル名を入力します(例: レジストリバックアップ.reg)。
  • 「保存」をクリックしてバックアップを完了します。

復元を行う場合(万が一のとき)

  • バックアップファイルをダブルクリックします。
  • 表示されるダイアログで「はい」をクリックして、レジストリを元に戻します。

これで、レジストリの編集を安全に進める準備が整います。作業中にミスがあった場合でも、バックアップを使用して元の状態に戻すことができます。

3. 必要なレジストリキーに移動

次に、以下のキーに移動します:

  • 1
HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell

このキーは、フォルダの背景を右クリックしたときのメニューを管理する場所です。

4. 「Cursor」キーを作成

「shell」キーを右クリックして「新規」→「キー」を選び、「Cursor」という名前のキーを作成します。これは右クリックメニューに新しい項目を追加するための準備です。

5. 「command」キーを作成

次に、「Cursor」キーの下に「command」という名前のキーを作成します。このキーがCursorを起動するためのコマンドを指定する場所になります。

6. 「command」キーの値を設定

「command」キーの既定値を以下のように設定します:

  • 1
"C:\Users\[username]\AppData\Local\Programs\cursor\Cursor.exe" "%V"

[username]はご自身のユーザー名に置き換えてくださいね!これで右クリックからCursorを直接起動できるようになります。

7. 表示名を設定

次に、「Cursor」キーに戻り、その既定値を「Cursorで開く」に設定します。これが右クリックメニューに表示される名前になります。

8. アイコンを設定(オプション)

アイコンを設定したい場合は、「Cursor」キーに「Icon」という名前の文字列値を作成し、以下の値を入力します:

  • 1
"C:\Users\[username]\AppData\Local\Programs\cursor\Cursor.exe"

[username]はご自身のユーザー名に置き換えてくださいね!これで右クリックメニューにCursorのアイコンが表示され、見た目もすっきりします。

9. レジストリエディタを閉じる

最後に、レジストリエディタを閉じて設定完了!これで、フォルダを右クリックしたときに「Cursorで開く」というオプションが表示されるようになります。


私がやらかした失敗談

正直に言うと、最初にこの設定を試したとき、いくつか失敗しました…。特に多かったのが以下のミス:

  1. バックアップを忘れる 「これぐらい大丈夫でしょ」と思ってバックアップを取らずに編集したら、レジストリの設定を間違えてしまい、右クリックメニュー全体が消えるという悲劇が…。幸い、手動で修正してなんとか復旧しましたが、正直かなり焦りました。皆さんは必ずバックアップを取ってくださいね!
  2. インストールパスを間違える Cursorのインストールパスを間違えて入力してしまい、右クリックしても何も起動しない事態に…。エラーメッセージも出ないので、原因を突き止めるのに時間がかかりました。パスはよく確認しましょう!

作業効率が大幅アップ!

この設定をしてからというもの、作業のたびにCursorを手動で開く手間が省け、本当に快適になりました。特に複数のフォルダを開くときは、右クリック→Cursorで開くの流れがスムーズでストレスがありません。

もしCursorをメインのエディタにしている方なら、ぜひ試してみてください!きっと作業効率が上がるはずです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました! Cursorやエディタ設定に関する疑問や体験談があれば、コメントで教えてくださいね。


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◆かいと:IT担当
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